<東京オリンピック(五輪):陸上>◇3日◇女子やり投げ予選◇東京・国立競技場 陸上女子やり投げで北口榛花(23=JAL、旭川市出身)が予選で62メートル06をマークし、全体6位で決勝進出を決めた。同種目の決勝は64年東京五輪以来57年ぶりの快挙。 【写真】予選を終え、引き揚げる途中に手を振る北口 ◇ ◇ ◇ 五輪初出場の北口が大舞台でも“らしさ”を発揮した。1投目。助走速度を落とさず、やりに力を伝えた。今季最長の62メートル06をマークすると、両手を口に当てて飛び跳ねて喜んだ。旭川東高時代でも、日大時代でも、どの大会でも、好記録が出ればよく見せる姿だ。本人も自覚している。「大はしゃぎしてしまって反省しています」と照れくさそうに笑った。練習では手が震えたというが、本番ではその緊張を全く感じさせない堂々とした投てきだった。 北海道から見守った恩師は、教え子の度胸と勝負強さに驚いた。深川市内の自宅でテレビやネットで観戦した元旭川東高監督、松橋昌巳氏は「力を出せれば予選は通ると思っていたけど、素晴らしいこと」とたたえた。北口に可能性を感じて陸上の世界に誘ったのが、高校に入学した8年前だ。「1年生の時点で東京五輪出場は2人で思い描いていた。出るのが目標だったけど」。66メートルの日本記録を樹立し、夢をかなえて、さらにその先を走る姿を誇らしく感じる。 全体6位で予選を突破した。6日の決勝に向け、松橋氏は「入賞とかメダルを取ったら私、泣き崩れますね。楽しみにしています」とエールを送る。旭川市から世界へ飛び出した23歳が日本勢57年ぶりのファイナリストとして戦う姿は、恩師も北海道民も注目している。 ◆北口榛花(きたぐち・はるか)1998年(平10)3月16日、北海道旭川市生まれ。3歳で水泳を始めて、小6時にはバドミントンの全国大会で団体優勝。旭川東高1年までは競泳と陸上の二刀流。19年5月に日本記録64メートル36を樹立し、同年10月に66メートル00と大幅更新。父幸平さんはパティシエで、ヘーゼルナッツが実る「榛(ハシバミ)」が名前の一部に。179センチ。
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ヤフーニュースの反応は?
コメント数、6。
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1 2021-08-03 20:54:29北口選手メチャクチャ、良かったよ。
決勝楽しみにしてます。
私も高校時代やり投げをやっていたので凄く凄く盛り上がってます。 -
2 2021-08-03 20:46:35アマチュアらしい選手。喜んだアクションは見ている方も飛び上がりたくなる。
決勝でも、あのアクション見せてください。 -
3 2021-08-03 20:44:56大したもんですね。決勝、頑張れ!
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4 2021-08-03 20:44:51投擲競技の日本人金メダル、室伏に続け!
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5 2021-08-03 21:14:09陸上でいえばマラソンとやり投げはメダル確率がかなり高い種目
うまくいけば銀メダルか金もありえる -
6 2021-08-03 21:09:39めちゃくちゃ好印象!
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